結城浩

書籍執筆者。著書に『数学ガール』『プログラマの数学』『数学文章作法』『暗号技術入門』など。http://bit.ly/hyuki-mm にて「結城メルマガ」をnote配信中。https://bit.ly/girlnote にてcakes連載中。2014年度日本数学会出版賞受賞。

偽りのなき世なりせばいかばかり人の言の葉うれしからまし

#読人しらず #古今和歌集 712 #jtanka #短歌 もし、私たちの関係が嘘偽りのないものだったなら、あの人の言葉がどれほどにうれしかったでしょうか。けれど…… この歌は...

里人のことは夏野の繁くともかれゆく君に逢はざらめやは

#読人知らず #古今和歌集 #0704 #jtanka #恋 世の中の噂というものは、夏の野原に繁っていた草がやがて枯れていくのと同じように消えていくものです。でも、その噂のせい...

あな恋し今も見てしか山賤の垣穂に咲ける大和撫子

#読人知らず #古今和歌集 #0695 #jtanka  ああ恋しい。いまも逢いたいなあ。山里の家の垣根に咲いている大和撫子のように愛しいあの娘に。 「あな」は「ああ」の意。感...

いま来むと言ひしばかりに長月の有明けの月を待ち出でつるかな

#素性法師 (そせいほうし) #古今和歌集 #0691 #jtanka #恋 あなたが「いますぐ行きましょう」なんて言ったばっかりに、あなたをずっと待っていましたが、出てくるのが遅...

「もちろん」のプライド、「ちょっと」の弱気(コミュニケーションのヒント)

口癖には、その人の姿勢が見え隠れすることがあります。 ■たとえば「もちろん」が口癖の人 後輩「先輩、この関数を呼ぶ前には、この構造体は初期化すべきなんですか?」...

100

君や来む我や行かむのいさよひにまきの板戸もささず寝にけり

#読人知らず #古今和歌集 #0690 #jtanka #恋 あなたが来るかしら、それとも私が行こうかしら……とぐずぐずしているうちに、十六夜の月が見えてきて、私は寝床の扉も閉め...